2013年12月29日日曜日

年末の現実逃避…

何かとせわしない年の瀬ですね。しかし虫六は大掃除も年賀状作りもまだ手つかずです。
で、なにやってんのかとゆうとですね、歌舞伎の舞台写真整理…。


ぎょえ〜、何故いま?
それは、はじめてしまったから…爆。(^-^; 

歌舞伎芝居を見に行くたびに地味に買いためていた(いえ、正直にいいましょう。勢いにまかせて大人買いしたこともありました。)舞台写真が、それ用アルバム9冊に及んでしまったのです。しかし、いつどの舞台のやつかというのをメモもしないでただアルバムに突っ込んでいたので、これでは記録にならないと数年まえから気がついていたんですが、遡って整理するのがおっくうで棚上げにしていたのです。
しかし芝居通いが10年に達したということを自覚するにいたり(はい、まだ若輩ものです)、そろそろ整理せねば!と手をつけてしまったが最後…、写真と筋書きをどばっと広げたこの状況を何とかしないと他の仕事が出来ないのですが、1枚みてはいつの公演の何役だったか筋書きで確認し、裏に記入して、さらにその時の思い出に浸り…で、全然すすまないよ〜。(それにしても、自分がみた舞台ってちゃんと覚えているものですね〜)

ある意味、試験前に部屋の片付けをはじめる中学生のごとし…。

しかしですね、これってこの10年、お高いチケット代にそれとほぼ同額の足代をかけて小屋通いした(まぁ、ケースはいろいろあるんですが)、おのれのトチ狂った人生の証しでもあるわけで、自分が何にお金を使っていたかよーく分かりました。 ( ̄◆ ̄;) 貯まらんわけだ。

それにしても、この間の歌舞伎界の状況は勘三郎を中心にしてホントに面白かったんだよね…ということも、改めて実感。見逃してなかったことに後悔なしでございます。(それでも在京のファンの方に比べれば見逃したのもいっぱいあるんですが…)
勘三郎に関して言えば、「仮名手本忠臣蔵」の判官や俊寛、春興鏡獅子など、大事にしていた伝承すべき古典はもちろん伝わっていくのだろうと思うのですが、平成中村座、コクーン歌舞伎、新作歌舞伎、芝居小屋の復権…と中村屋が挑戦して沢山の人に指示された新しい歌舞伎のあり方も、別の誰かに引き継がれていってこそ古典になっていくわけで、彼に当てられて作られた作品や彼が核になって成り立っていたプロジェクトを、後進の世代はもっと面白い形でカバーしていけるのかな…と、できれば2代、3代…と繋げていってほしいなぁと、写真を見ながらいろいろ考えてしまいました。
いえ、中村屋はやるだろうけどね。うぅー、また芝居が見に行きたくなってきた。

あ、ちなみに虫六の舞台写真お買い上げナンバー1俳優は、仁左衛門です。
あしからず(*≧m≦*) 

あー、大掃除…。(やりたくないよ〜)



2 件のコメント:

  1. ガスパママ2013年12月29日 11:07

    ふはははは(^o^)
    今度見してね❤

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  2. >ガスパママさん

    笑うてくだされ。
    来年は深く考えず「ミーハー道」を邁進する覚悟です。
    骨の髄まで炭化か…。

    え、私めの秘蔵コレクション見たいの?
    ふふふ、特別に見せてさしあげるザンス。

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