2011年6月25日土曜日

福島市に行ってきました

仕事の関係でお世話になっているおじさまたちと、福島のローカル民鉄を応援するツアーに参加しました。

まずは、東北本線で槻木駅までいって阿武隈急行に乗り換え。
県南の方もお米の作付けしてますね…。この緑の水田地帯は本当に美しい風景です。もちろん福島まで続きます。広大な広大な水田地帯です。
今年のお米がどういう数値で出るのか分かりませんが、この先30年、これらの土地が風評と闘っていかなればならないのかと考えると、本当に滅入りました。
原発は、本当にとんでもないことをしてくれたんです。

阿武隈急行の車両庫に入れてもらいました。役得です。

福島駅に着きました。ちょっとレトロチックな、雰囲気が昭和な駅です。
子供たち、放射線量が高いので夏でも長袖にマスク…とマスコミは報じてましたが、
半袖に短パン、素足露出でした。
福島市、暑いモンな、耐えられないよ…(;ω;)でも、我慢できるならカバーした方がいいぞ。線量まだ低くないから。

福島交通の事務所窓から見える景色。
こちらにも特製スタンプをお贈りしました。

またも車両庫を見せてもらいました。
福島交通の電車は、東急で走っていた7000系です。

都会の通勤電車って感じのが、町並みぎりぎりを通行します。
そして、家々ごとに「マイ踏切」が…。

到着したのは飯坂温泉。立派な温泉街だなぁ。
阿武隈急行と福島交通乗り放題で温泉入浴券とセットで1500円のチケットは、お得ですよ。

しかし、原発の影響ですっかり客足が遠のいて、この温泉街も深刻な状況なのです。
福島市内では線量が少ないとは言っていましたが、遠方からくる観光客にはその差は意味ないのかも知れないです。近場の人で行って支えないと…ということなのか。

とはいえ、この観光客激減の痛手は福島県全体を覆っています。毎年、修学旅行で賑わう会津地方など、県外の学校がほとんどコース替えをしてしまい、危機的な状況に輪をかけているそうです。

日帰り温泉をいただいて、旅館のロビーをうろついていたら、南相馬市からの広報物が張ってある掲示板が!この旅館は南相馬市からの避難所にもなっているようでした。

save FUKUSHIMA!


0 件のコメント:

コメントを投稿